2017年03月07日

【麦】3月11日(土)集合日のご案内(野菜畑の準備)

こぐま塾 アグリコース【小麦の部】の皆様

こんにちは、小松です。

草木も凍える冬を抜け、少しずつ少しずつ、畑のみどりがほころび始めています。麦の葉も寒さのピークを見事に乗り切り、本格的な春を前に背丈を伸ばそうと準備しているようです。

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今週末3月11日は、小麦の部の集合日です。
小麦のお世話はひと段落つきましたので、夏野菜の作付け準備をしたいと思います。

4月から、ピザに合わせるトマトとバジルの種蒔きをスタートさせますが、今月はその作業の前段階として、草刈りと畝作りを行ないます。

おまけとして、畑準備の作業で掘り起こすであろう、健康野菜「菊芋」の収穫も予定しています。こちらもお楽しみに♪

以下、集合日の予定をご確認下さい。

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【 3月集合日の詳細 】
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1.スケジュール
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10:00
 畑に集合
10:00〜12:00
 草刈り&畝作り(菊芋掘りも同時進行)
12:00〜13:00
 昼食
13:00〜
 終わっていない作業があれば続き・自由解散
 
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2.用意するもの
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・服装
(1)長靴、スニーカーなど動きやすく、汚れても良い履物
(2)作業着、着替え、タオル、帽子など
(3)軍手など

・農具
(1)ノコギリ鎌
(2)シャベル、お子様用に園芸用スコップなど
※農具についてご不明な点がありましたらご連絡ください。

・その他
(1)荷物など用にレジャーシートなど
(2) 手洗い用の水(2Lのペットボトル1本くらい)


★おもちゃの持ち込みは禁止ではありませんが
 子供たちが自然と触れ合って過ごす手助けとなるもの、
 昔ながらのごくシンプルなものにしてください。
(ゲーム類や本など、その世界に没頭してしまうものはNGです)
 田畑で過ごす主役が子供たちとなるよう、導いていきたいですね。

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3.飲食について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こぐま塾アグリコースは食育の場でもあると考えます。
当日は、市販のお菓子・ジュース類から少し距離を置いて
過ごしてみませんか。

間食が必要な小さいお子様は
おにぎり、蒸し野菜、乾物等をご持参ください。
飲み物は甘い飲み物ではなく、水・お茶をお願いします。

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ご案内は以上です。
どうぞよろしくお願いします。


アグリコース麦の部のお申込みは締め切りましたが、
アグリコース味噌の部は、4月から2017年度がスタートします。
見学も承っております。お気軽にご連絡ください。


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posted by 小松 at 15:47| Comment(0) | アグリコース(麦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

味噌作りの様子

こぐま塾HPをご覧いただきありがとうございます。

2月はアグリコース味噌の部の最終回、お味噌作りでした。
遅くなりましたが、みなさんの様子を振り返ってご報告します。
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6月に種まきをした大豆が、鈴なりに実をつけ、手作業での収穫・脱穀・選別を経て、ついにここまでやってきました!
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こぐま塾の味噌作りでは、機械や石油製品は極力使わず、すり鉢とすりこ木で大豆を潰します。
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春の田んぼでは泥人形になっていた赤ちゃんが、すっかりお姉ちゃんになってお手伝い(?)している姿は感慨深いものがありました。
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前夜からたっぷりの水に漬けた大豆は、当日の朝、旨みの滲んだ汁ごと火にかけ、そのまま持ってきてもらいました。温かい大豆を鍋から少しずつすり鉢に出しては、潰していきます。
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こちらはみんなのお米で作ってもらった米糀。
4月の種まき以来、それぞれの区画で各家庭のペースでお世話してきたお米です。
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まずはお塩と米糀をよくすり混ぜて、塩切り糀にします。
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塩が両手にまとわりつくとどうしても、かゆい、いたい、気持ち悪いとぐずる子がちらほら。
大相撲みたいに塩をばらまく子、米糀をこぼす子、大騒ぎもありましたが、大きい子たちはずいぶん集中して作業してくれました。
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塩きり糀ができたら、潰した大豆とよく混ぜ合わせます。味噌までもう少し!
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家族みんなの手に住む常在菌が入ることで、その家だけの「我が家の味噌」になります。
実際、同じ材料、同じ配合で作っているこぐま塾のお味噌ですが、1年後に持ち寄って食べると家によって全然味が違うんです。
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よく混ぜた味噌を手でつかめるくらいの大きさの味噌玉にまとめ、消毒した容器に投げ入れます。このとき味噌玉が、びしゃりと潰れるくらいの水分量が理想。固ければ大豆のゆで汁を加えて再びよく混ぜ、調整します。
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程良い柔らかさに調整できたら、いざ、味噌玉の投げ入れです。
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容器、テーブル、床、子どもたち自身・・・。
あちこちがお味噌だらけになりながらも、それぞれのお味噌が無事、容器に納まりました。
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隙間に空気が入るとカビの原因になるので、しっかりおさえて均します。

均すそばからズブリとお手伝いが入って大笑い。
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最もカビやすい表面には塩をふり、縁のところはとくに厚く敷きます。
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内側の空間を再び消毒してからラップ(※)と重石をして、さらしを挟んでフタをし、麻紐でさらし部分を縛って完成です。(※本当はラップを使わずに塩をたっぷり敷いてもいいです)

お味噌はカビが心配な梅雨明けに一度様子をみて、カビがあれば取り除いて容器の内側を消毒します。このタイミングで重石もラップも外して天地返しをすれば、あとはお好みの熟成状態でお味噌として食べ始めて結構です。

最後はみんなで、テーブルや床をしっかりお掃除。
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今回は週末と平日、2つに分かれての味噌作りで、全体の集合写真こそ撮れませんでしたが、家族ごとに出来上がった味噌樽と記念撮影をしました。
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お子さんたちの姿、お父さんお母さんの様子から、今年もたくさんの気づきと学びをいただきました。2016年度アグリコースのみなさん、一年間ありがとうございました!



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ラベル:自然農
posted by 小松 at 19:11| Comment(0) | アグリコース(味噌) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする