2016年05月29日

5月集合日の様子(苗のお世話・畝作り)

こぐま塾HPをご覧いただきありがとうございます。
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5月14日(土)はアグリコース集合日、16日(月)は平日メンバーの集合日でした。
作業の様子、子ども達の様子などをレポートいたします。

苗代ではスズメよけネットの効果抜群で、無事に苗たちがスクスクと育っていました。
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今日はハサミを使っての雑草管理。伸びてきたお米が清々しいですね。
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まずは藁を取り除きます。4月に藁の向きを揃えて並べた理由は、このためなんです。
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自然農の苗代では、雑草を根もと近くからハサミで切ります。
抜こうとすると土の中で稲の根まで傷めてしまうからです。

明らかにお米ではない、丸い葉っぱなどは簡単に見分けがつきますが
同じイネ科のヒエは、特に紛らわしいので注意が必要です。
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間違ってお米を切ってしまうのが心配なら、
イネ科の雑草はとりあえずそっとしておくのも手ですね。

4月に比べ、田んぼで過ごすことにずいぶん慣れた様子の子どもたち。
めいめいが色んな遊びを楽しんでいましたね。
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苗代でお米を狙っていたのは、スズメだけではありませんでした。
オケラが土の中を縦横無尽に掘り、種籾を食いちぎっているのがあちらこちらで確認されました。
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「オケラってこんなことするんだー!」と大人たちもびっくり。
名前だけは知っていたけど・・・という、虫の生態の再発見でした。

土曜日メンバーが苗代の半分を、月曜メンバーが残りの半分を丁寧に作業して、
こぐま塾の苗代はすっかりきれいになりました!
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それでも次回までには雑草が伸びてきますので、またチョキチョキしましょう。

今度は各家庭の区画選びです。ここが、こぐま塾の田んぼ。
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どの区画も昨年田んぼとして使っているので、だいたい条件は同じです。
全体を見てもらい、あとはジャンケンで順に選んでもらいました。
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田植えより前に地ぎわから草刈りをしておくと、田植えの時期の負担がぐっと減ります。
6月の集合日には草刈りされることをおすすめします。

田んぼが終わったら、いったん「こぐまの森」へ。
野いちごや野バラなどが咲く森で、甘酸っぱい野いちごを楽しんで、しばしの休憩です。
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「ここが畑だよー」「またまた〜冗談でしょ〜」と言いながら通り過ぎた草むら。
・・・本当に、こぐま塾の畑でした!
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みなさんで新しい畝作りを体験していただきました。

まずは目安となる杭から杭まで、直線ラインを鎌で刈っていきます。
どこが畑でどこが草むらか、はっきりしたほうが作業しやすくなりますからね。
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子どもたちも年齢に応じて参戦してくれました。
お父さんの手際の良さに見入ったり、ミミズや昆虫に出くわしたり・・・。

とっても素敵な風景ですね!!
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お母さんは交代で小さい子どもたちの面倒を見てくださり、
こぐまの森が保育園状態でした。

さぁ、ここから畝作りに入ります!

縦のラインに麻紐を張って、それを目安にしながらどんどん草刈り。
畝にしたいエリアの地表を出します。
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刈った草は後で使うため、まとめて既存の畝間に落としておきます。

次に、畝と畝の間の通路(畝間:うねま)を作ります。
麻紐を目安にスコップ1つ分内側までを通路として作っていきましょう。
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雑草の根がぎっしり張り巡らされた土は想像以上に硬く、
長い辺に並行に2本、スコップで切り込みを入れるのはお父さんにお願い。
お母さんたちは横に少しずつスコップを入れて土を掘り上げ、畝に乗せていきました。

乗せた土の塊は、なるべくすぐにスコップで割ってほぐしていきます。
乾いてカチカチになってしまうと、なかなかほぐれない塊になってしまうからです。

(あたしはこのヒモをはずしたいなー)
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かなり集中して挑んでいましたね。

畝間を掘り終えると、乗せた土を全員で更にほぐしていきました。
石や大きすぎる根っこを見つけたら取り除きます。
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アリ、クモ、ミミズ、カブトムシの幼虫に謎の毛虫、そのほか色んな生き物に遭遇しましたね〜。
薬で土壌消毒してしまうような農地では、まずお目にかかれません。

畑の畝らしくなってきたら、土が乾燥してしまわないように刈り草をかけます。
草刈りの時点で既存の畝間に集めておいた草を、そのまま均一に戻すイメージです。
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自然農では、雑草はとても大切な栄養源。
微生物が地表部分からゆっくりと分解していくことでしょう。

畝作りを終えたら、家庭ごとに畑の区画決めをしました。 おや、どこかで内緒の冒険が。
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日が長くなったこともあってか、解散後も子どもたちはゆっくりと森や原っぱで遊び、
両日ともにぎやかな夕方となりました。

この時期、たびたび遭遇する様々な種類の毛虫。(ちなみにこの虫はクマケムシでした)
害のない毛虫、毒をもつ毛虫、大人も覚えて見分けられるようになりたいね〜と話していました。
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いたずらもたくさん!
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草丈がすごいですが、次回の集合日は主にこの「畑」での作業となりそうです。

女の子たちがチガヤの穂を集めて楽しむ姿、微笑ましかったですね。
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参加されたみなさま、お疲れ様でした!


次回集合日は6月11日(土)、大豆の種まきです。
平日メンバーの方は13日(月)を予定しております。


アグリコースは、6月までであれば途中からの参加も可能です。
見学も承っておりますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。




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ラベル:自然農
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2016年05月05日

5月14日(土)集合日のご案内(苗のお世話・畝作り)

こぐま塾 アグリコース塾生の皆様

こんにちは、小松です。
来週14日の集合日のご案内をお送りします。

立夏を迎え、日に日に陽射しも強くなってきました。
今年の春は雨に恵まれ、種蒔きした稲がむくむくと発芽を始めています。
いよいよ、夏に季節が向かっていく頃ですね。

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以下、集合日の詳細をご連絡いたします。
注意事項を良くお読みいただき、出席・欠席のいずれかを必ずメールにてご連絡ください。

★平日参加の方は16日(月)に開催いたします。
 スケジュールが変動しますので、改めてご案内いたします。


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【 5月14日(土)集合日の詳細 】
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 ※昼食は各自済ませてからお越し下さい。
 ※予定時間・内容は多少変動する場合があります。
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1.スケジュール
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12:55 集合
13:00〜14:00 田んぼ実習(共同苗代の草取り)
14:00〜14:15 田んぼの区画決め
14:15〜14:30 休憩
14:30〜15:45 畑の準備作業(畝立て、草刈り)
15:45〜16:00 畑の区画決め、解散

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2.用意するもの
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・服装
(1)田んぼ用長靴、汚れても良い履物、裸足
 ※泥水の中で作業となります。
 ※お子様は裸足で田んぼに入る前提でご用意ください。
  田んぼが深いので子供用長靴は使えません。

(2)日除け帽、作業着、着替え、タオル、蚊取り線香など
 ※蚊の出る季節になってきました。陽射し対策と虫よけ対策
  として、長袖などもご検討ください。

(3)軍手など
(4)2Lペットボトル2〜3本の水(手足洗い用)

・農具(各自ご準備ください)
(1)ノコギリ鎌
(2)シャベル、お子様用に園芸用スコップなど
(3)園芸ハサミ(苗代の草管理に必要です)
   ※お子様用も用意される場合は先の丸いものを

★子供が時間をもてあますからと、ゲーム機や絵本類などを
 ご持参するのはお控えください。子供が野良仕事に興味を持てないとき、
 それもまた親御さんと一緒に乗り越えるチャンスにしましょう。

★そのため、おもちゃの持ち込みは禁止ではありませんが
 子供たちが自然と触れ合って過ごす手助けとなるもの、
 昔ながらのごくシンプルなものにしてください。
 田畑で過ごす主役が子供たちとなるよう、導いていきたいですね。

_________
3.飲食について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こぐま塾アグリコースは食育の場でもあると考えます。
当日は、市販のお菓子・ジュース類から少し距離を置いて
過ごしてみませんか。

間食が必要な小さいお子様は
おにぎり、蒸し野菜、乾物等をご持参ください。
飲み物は甘い飲み物ではなく、水・お茶をお願いします。



アグリコースは、年度途中からの参加も可能です。
見学も承っておりますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。




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2016年05月04日

ホームスクーラーの季節行事【5月の社会見学〜アイガモの田んぼ〜】

こぐま塾が企画する、ホームスクーラーのための季節行事。

関東でホームスクーリングをしているご家庭同士の交流を兼ねて
季節ごとに、様々なお出かけを考えています。

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5月の社会見学「アイガモの田んぼ」
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自然に寄り添った農業を営んでいるモンゴリ屋さんの田んぼには、
毎年5月、愛らしいアイガモの雛たちが放たれます。

雑草や虫を食べてくれるアイガモの力を借りて、化学肥料や農薬に頼ることなく
食べる人と環境に優しいお米を育んでいるモンゴリ屋さんの田んぼ。

子ども達も、ふだん何気なく食べているお米の背景に興味が広がるかもしれません。
水田ですいすいと泳ぎまわるアイガモたちに会いに行きましょう。


とき: 5月26日(木)、雨天時の予備日として5月30日(月)
ところ: 茨城県小美玉市
     ※集合は、小美玉市役所(小美玉市堅倉835番地)駐車場
参加費: 無料
スケジュール: 10時集合、12時解散(目安)
参加連絡: komatsu★zassouya.com(★を半角@に直して送信下さい)


解散後、ご都合のつく方は
近くの公園で一緒にお弁当を食べて、遊んで帰りましょう。

持ち物などの詳細は、参加のご連絡をいただいた後にご案内差し上げます。
ご参加いただける方は必ず事前にご連絡くださるようお願いします。
ホームスクーラーのみなさん、どうぞいらしてください。


なおこぐま塾は、学びや食育の一環として以下の2点を呼びかけています。
お申し込みの前にご一読いただけますようお願いいたします。

★市販のお菓子・ジュース類から少し距離を置いて過ごしてみませんか。
 間食が必要な小さいお子様はおにぎり、蒸し野菜、乾物等をご持参ください。
 飲み物は甘い飲み物ではなく、水・お茶をお願いします。

★おもちゃの持ち込みは禁止ではありませんが
 子供たちが自然と触れ合って過ごす手助けとなるもの、
 昔ながらのごくシンプルなものにしてください。
(ゲーム類や本など、その世界に没頭してしまうものはNGです)




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2016年05月02日

4月集合日の様子(苗代作り・お米の種まき)

こぐま塾HPをご覧いただきありがとうございます。

4月16日(土)はアグリコース初回集合日でした。
参加されたみなさま、お疲れ様でした!
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今年度のアグリコースには5家族が参加。
そのうち初回集合日には3家族が集まり、「一年で最もハードな」苗代作りに汗を流しました。

今年は乳幼児連れが多いこともあって、陸地からアクセスのよい葦(あし、よし)の茂る区画を深く掘り下げ、新しい苗代とすることにしました。
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作業を始めてすぐ、アメリカザリガニが出てきました!
お父さんたち、ザリガニを見つけては子どもの前にポイポイ・・・

ザリガニに大騒ぎの子ども達。
もう、ザリガニ先生に遊んでもらいましょう!
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田んぼの泥を掘っては台形に整え、苗代(なわしろ=お米のベッド)を作るのですが、デコボコが多いとお米の種まきができません。また、泥のままでは種まき作業がやりにくくなるので、ひと工夫が必要です。

草の種が入らないよう、陸地の地中から土を掘り出して一輪車に乗せていきます。泥の田んぼの中や、乾いた陸地など、とにかくシャベル作業の多かった一日でしたね。
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一枚目の写真で水たまりのようだった場所が、泥を掘り、土を盛り上げ、土を運び入れて・・・
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だんだん苗代になってきました!

小さい子たちは連れだってタンポポ摘み。ぎゅーっと抱き合ったり、微笑ましかったですね。
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細い細い畦道を歩くのも、なかなか真剣です。
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大人たちは再び陸地から土を掘り、大きな根や石を取り除いて、ふるいで苗代に振りかけていきます。土の塊があると、種籾(たねもみ=お米の種)が隙間に落ちてしまって、うまく発芽ができないため、ふるいで細かな土を丁寧に、均等にかけて種まきの準備をするのです。

葦の茎で目安の線を作って、その中に種籾をバラまきしました。
「お米の保育園だよ〜。ここでお米の赤ちゃんがちょっとずつ大きくなるんだよ」
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このひと粒が、うまく育てばお茶碗1杯分のお米を実らせてくれます。
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大きな苗に育てたいので、一粒ひと粒を1.5〜2cm間隔に並べ直していきました。自然農では、20〜30cmに育った苗を、1本ずつ手植えしていくんです。細くて弱々しい苗を4〜5本まとめて機械植えする一般的なお米作りとは、ずいぶん違いますね。
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お米が等間隔に並んだら、目の細かいふるいで上からかけ土をしていきます。
土は子ども達も一緒に、塊を小さくほぐしたり、根っこを取り除いたりしてくれました。
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種籾が土で隠れたら、土が浮かないようにローラー型の農具で優しく押さえてあげます。
自然農では基本的に水やりをしないので、ここで更に、土の乾燥を防ぐ工夫が必要。

イネ科の青々とした雑草を刈ってきては、土の上に降り掛けます。
雑草が枯れると風で飛んでしまうため、その上に昨年の田んぼでとれた稲藁も乗せます。
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これで保湿対策は大丈夫。続いてスズメ対策です。
このあたりは大開発の波で、年々スズメの被害が拡大しています。大切な種籾を食べられてしまわないよう、竹と麻紐で骨組みを作り、鳥除けネットを設置します。
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ネットは、スズメたちが乗っても苗代に届かないくらいの張り具合でピンと張って、広めに大きめにかぶせます。苗代からなるべく離れた場所でネットを固定して、横からの襲来にも備えます。
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最後に、ネットの縁をぐるりと枯れ草で覆って、入口が全くない状態にしてスズメ対策も完了!
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これで、アグリコース全員分の苗代が完成しました!

お母さんは子ども達のお世話もあって、田んぼ半分、育児半分となりましたが
その分お父さんがものすごく頑張ってくれました!ありがとうございました!!

次回集合日は5月14日(土)、苗のお世話です。


アグリコースは、年度途中からの参加も可能です。
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ラベル:自然農
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