2015年06月14日

5月集合日の様子(苗のお世話・畝作り)

こぐま塾HPをご覧いただきありがとうございます。
5月23日(土)はアグリコース集合日でした。参加されたみなさま、お疲れ様でした!

まずはじめに、苗代(なわしろ)の生育を確認しました。
種籾(たねもみ)の蒔き方の個人差や、オケラの土への侵入などにより
稲の育ちにはバラつきが見られましたが、苗の数はなんとかギリギリ足りそうです。
P1040885nawashiro.JPG

ここまで育てばもうスズメの被害は出ませんので、敷き藁(しきわら)をそっと取り外し
雑草管理を行います。とても間違いやすいイネとヒエ。大人でも判別が難しい!
P1040887nawashiro.JPG P1040893ine&hie.JPG

少ない苗を守るため、「稲みたいにツンツンした葉っぱは、切らない!」と決めて
みんなでハサミを手に、しゃがみこみます。
P1040895kusakiri.JPG

苗代の草管理が終わったら、各家庭ごとに田んぼの区画を決めました。ご家庭それぞれのペースで、6月下旬の田植えまでに一度はしっかり草刈りをしておいてください、とお話しました。

P1040906kukaku.JPG P1040904kaeru.JPG
子どもたちは次々にミミズやカエル、ザリガニを捕まえてきます・・・


次は畑へ。今日は大豆を育てるための、畝(うね)を作ります。
自然農の畝作りでは、通路となる畝間(うねま)の土を掘り、畝にする場所へ土をのせてゆきます。

しかし、土の中に青草を閉じ込めてしまうことは “自然(の順序)” ではありません。分かりやすい例をあげれば、好気性細菌と嫌気性細菌などの微生物の層が入り乱れてしまい、バランスを欠いた状態となってしまうため、望ましくないと考えます。

そのため、草はいったん地面近くから刈って脇に置き、畝ができてから表面に草を戻します。
P1040910karikusa.JPG
(自然農が初めての方が多いので、作業の都合上、表層部の雑草はあらかじめ刈って寄せておきました)


麻紐と棒を使って目印とします。
棒は、子どもたちがこぐまの森から拾ってきました。
P1040915himo.JPG P1040920unetate.JPG
自然農の農作業では、なるべく自然に還る素材を使います。麻紐も土に還りますね。
目印の線にそって、スコップで畝間を掘っては、畝とする場所へ土を盛ってゆきます。

どんどんミミズが出てきます!虫カゴいっぱいに溢れるほどミミズを集める子どもたち。「ミミズさんは畑を良くしてくれるからね〜」とのお母さんたちの声がけで、最後には畑に返していました。
P1040923unetate.JPG P1040924une.JPG
“耕さない”は自然農の原則のひとつ。右の写真は、畝作りにおいても、元の土は動かさず、畝間(通路)の土をのせるだけ、というのがよく分かると思います。

木陰に入ってお昼休み。涼しい風が気持ち良かったですね。
P1040927babies.JPG P1040936yagi.JPG
田んぼでは長靴がいいのですが、これからは暑くなるので
畑作業はスニーカーや地下足袋がおすすめです。

また、水分を摂り過ぎると疲れやすく、喉の渇きも繰り返します。
日頃から水分摂取を少なめに過ごすと、野良仕事がグッと楽になりますので、ぜひお試しください。

P1040968murberry.JPG
こぐまの森では桑の実が食べ頃を迎えていました。
パクパク食べる子どもたち。
P1040973kids.JPG P1040932unetate.JPG
「なるべく早く終わらせたい」と、休みもそこそこにバリバリ畝作りに戻る男性陣、さすがでした!

畝が完成すると、最後に刈っておいた雑草をなるべく均等になるように振りかけます。
P1040933une.JPG
こうしてかけた雑草は“亡骸の層”となって畑に栄養を与え、
微生物の棲みかとなり、生態系を豊かにしてくれます。良い畑になりますように!


畑が終わると再び田んぼへ。田植えにそなえてできるだけ草刈りを進めておきましょう。
草刈りは腕がかゆくなるので、長袖&軍手で臨むと良いですね。
P1040942kusakari.JPG

あまりの暑さに、子どもも赤ちゃんも次々とランニングシャツ姿になってゆきました。
P1040944kids.JPG P1040946kusakari.JPG

子どもたちは、親の背中を見て農作業に出たり入ったり・・・
それがこぐま塾アグリコースの、実際の雰囲気です。

決して強制はせず、大人の背中を見せて
じわじわと感じ、体験していくのを見守りたいですね。


やりきった爽快感!!
P1040949tensuiden.JPG
「ビールだな。」「今夜はビールがうまいはず。」オトナの呟きが重なります。

この日に来られなかったご家庭も、半日しか参加できなかったご家庭も
翌日や翌週末にいらして、どんどん畝作り、草刈りを進めておられました。
みなさん、お疲れ様でした!


次回集合日は6月27日(土)・28日(日)。田植え&大豆の種まきです。
各ご家庭の行事や子どもたちの年齢などから、合宿形式ではなく
通常通りの集合日形態で2日間実施する予定です。(詳細は追ってご案内差し上げます)


アグリコースは、年度途中からの参加も可能です。
見学も承っておりますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。



雑草屋Facebookページのご案内◆
こぐま塾を主宰する雑草屋の情報発信がまとめてご覧になれます。
「いいね!」をしていただくことで、雑草屋およびこぐま塾からのお知らせが
ご自身のFacebookにも配信されます。
posted by 小松 at 11:42| Comment(0) | アグリコース(味噌) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする